2021-04-21 第204回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
平成二十九年に、文部科学省が、組織的な再就職あっせんが行われたとして、違法事案が六十二件判明し、歴代事務次官八人を含む三十七人が処分をされています。不適切な再就職は、関係団体との癒着につながり、問題があります。過去に組織的な再就職あっせん問題を起こし、信頼低下を招いたことがある文部科学省は、一層身を正す必要があります。
平成二十九年に、文部科学省が、組織的な再就職あっせんが行われたとして、違法事案が六十二件判明し、歴代事務次官八人を含む三十七人が処分をされています。不適切な再就職は、関係団体との癒着につながり、問題があります。過去に組織的な再就職あっせん問題を起こし、信頼低下を招いたことがある文部科学省は、一層身を正す必要があります。
○政府参考人(志村幸久君) 限定求人ということで出していただくと、その世代の人は確実に就職につながるということですけれども、それは適切にその求人の趣旨に沿って就職あっせんを処理してまいりたいと思います。 それ以外の求人につきましても、結果として氷河期の就職につながるようにハローワークとしては努力しているということでございます。
実質的に落選議員の就職あっせんを安倍総理がしたことになるわけですが、西川氏は、行政と業界と政界と、この三つの肩書を使い分けているんですね。二〇一八年十一月十二日に日本養鶏協会がアニマルウエルフェアの基準について吉川農水相に要請したことを、西川氏は、私は内閣官房参与として要望の場に立ち会ったということを御自分でブログで語っているわけです。
先ほど指摘した手数料、それから再就職あっせんによる乗換えというか転職、こういった問題に加えて、全然現場経験のない新人がやってきた、それで高い手数料も取られてという、そういったケースもあるそうです。
○会計検査院長(柳麻理君) 会計検査院の職員は一般職の国家公務員として国家公務員法の適用を受けており、会計検査院としては、当然のことでありますが、職員の再就職について、この国家公務員法の退職管理の規定を遵守し、職員の営利企業等への再就職あっせんは一切行っていないところであります。
○有田芳生君 大臣が責任を持って任命する公証人ですけれども、今朝の読売新聞の一面トップの記事では、法務省、検察庁が地検幹部らに公証人への再就職あっせんと。この事実については御承知ですか。
○会計検査院長(柳麻理君) 会計検査院の職員は一般職の国家公務員として国家公務員法の適用を受けており、会計検査院としては、当然のことでありますが、職員の再就職について、この国家公務員法の退職管理の諸規定を遵守し、職員の営利企業等への再就職あっせんは一切行っておりません。
地方公共団体等に再就職する場合は、国家公務員法第百六条の二の規定等による再就職あっせんの禁止の適用の対象から除外されております。 本件は、岩手県から同県の監査委員として適当な人材の有無について本院に問合せがあったことから、これに協力して情報提供したものでございます。人選は岩手県において行われ、県議会の同意を得て選任されたものと承知しております。
○政府参考人(森永耕造君) いわゆる天下りの問題につきましては、平成十九年度国家公務員法の改正により再就職あっせんの禁止等の措置が講じられておりまして、厳しく今規制がなされているところでございまして、再就職に関しては、こうした国公法の規則、規制に従って厳格に行われるべきものであるというふうに承知をしてございます。
○義家委員 私も、副大臣時代、文科省の再就職あっせん、いわゆる天下りの問題、その後、加計学園などをめぐる個人メモの乱発というか流出、さまざまなことを受けとめながら、文部科学省の職員と歯を食いしばって一生懸命事実を明らかにして改革を進めてきました。しかし、いかに事実を明らかにして改革をしても、国会議員の側が役所の側に働きかけたとき、役所はなかなかノーとは言えない立場があります。
○参考人(岡村肇君) 会計検査院では、営利企業等に対する再就職あっせんの禁止などを定めました改正国家公務員法が施行されました平成二十年十二月三十一日以降、職員の営利企業等への再就職あっせんは一切行ってこなかったと承知しております。再就職は、いずれも元職員本人と再就職先との合意により再就職に至ったものと承知しております。
また、会計検査院としては、当然のことではありますが、職員の再就職につきまして、国家公務員法の退職管理の諸規定を遵守し、職員の営利企業等への再就職あっせんは一切行っていないところでございます。
地方公共団体等に再就職する場合は、国家公務員法第百六条の二の規定等による再就職あっせんの禁止の適用の対象から除外されております。本件は、奈良県の方から、同県の監査委員として適当な人材の有無について本院に問合せがあったことでございますから、これに協力する形で情報提供をしたものでございます。人選は奈良県において行われ、県議会の同意を得て選任されたものと承知しているところでございます。
○風間直樹君 これ、内閣官房から調査をするようにという昨年出た指示について言及されていますが、私の理解では、昨年大変大きな事件があって、文科省による、キャリア、ノンキャリア問わずOBの再就職あっせんをしていたと、こういう事件があったわけですが、これを受けての今言及された指示という理解でよろしいんでしょうか。
このため、国家公務員法の規定に基づき、再就職等監視委員会による監視の下、各府省による再就職あっせんや利害関係企業等への在職中の求職活動の行為を厳格に規定しているところであります。 いずれにせよ、引き続き政府一体となって再就職等規制の遵守徹底を図ってまいりたいと思います。
私どもといたしましても、より広い職種の就職あっせんをするべく努力をしたいと思っておりまして、業界団体への周知なども含め、様々な業種からの就職の相談、内定を得られるように努力をしていきたいというふうに考えておるところでございます。
母国に技能等を移転するという制度の趣旨に照らしまして、技能実習計画の認定の基準といたしましていわゆる復職の要件を設けておりますが、この復職の要件を実効的なものとするためには、先生からただいま御指摘いただきましたとおり、帰国後の就職あっせんが非常に重要であるというふうに認識しているところでございます。
次に、技能移転という制度の趣旨からすれば、帰国後の就職あっせんが適切になされることが重要だと思いますが、取決めに基づきどの程度効果的に就職あっせんされるようになるのか、帰国者の大半が関係ない職に就いていた旧制度下の実態は本当に変わるのかどうかを伺いたいと思います。
○畝本政府参考人 保護司制度について、何を起源とするのかというのは難しいところではございますけれども、明治二十一年に、静岡県の実業家であった金原明善が、静岡監獄の副所長であった川村矯一郎とともに静岡県出獄人保護会社を設立して、釈放者の宿泊保護や就職あっせんを行うとともに、県下全域に千七百人の保護委員を配置して釈放者の支援などに当たらせたことが保護司制度の先駆けとされております。
特に、文部科学省の再就職あっせんの構造の構築、運用に関与した事務次官以下、幹部職員等の責任は厳しく問われるべきものとされ、三人の事務次官経験者を停職相当とするとともに、歴代人事課長にも重大な責任があり、原則減給処分とするなど、事務次官以下、幹部職員に厳正な処分を行ったところでございます。
私も、現職中に違法な再就職あっせんに関与したということで、これは私も処分されましたし、深く反省しているところでございますけれども、法に触れない形でその知識経験を生かすということは、これは非難されるべきものではないというふうに思っております。
そして報告書にも、外形的には同氏、嶋貫氏ですけれども、同氏の再就職あっせんの環境整備に協力したものと見られても仕方がない状況であったというふうに断定をしているんですね。 ただ、最終的にその関係者の言質がとれなかったというふうに書かれているわけでありますが、外形的には再就職あっせんに協力していた団体なんです。それも中心的な団体なんです。
まず、再就職あっせんについての違反につきましては、現職の文部科学省職員が違法性が問われるということでございまして、OBの方々自身が再就職規制に抵触するものではないということについて、まずお答えしたいと存じます。
当省におきましては、一月に問題となりました再就職あっせん問題が発生する以前、それからその以後、その後も、この提出された届出の記載内容につきましては、人事課がということではなくて、その各部局がそれぞれ独自で確認をしてまいりました。今回もしております。
しかし、結果としては、違う形ではあるものの、嶋貫氏を介した再就職あっせんが継続される仕組みが構築された、これは紛れもない事実であり、今参考人もお認めになったことかと。まさに、結果として嶋貫氏の行う再就職あっせんの環境整備に加担をした、手助けしたということになったと言わざるを得ないというふうに思います。
○大平委員 お二人が直接、文科省職員あるいはOBに再就職の意向を確認したこと、あるいは営利企業に対して再就職情報の提供を行っていたこと、この問題において、そうした法改正の内容を理解していたといいながら、人事課から皆様へ報告があった時点で、文科省が組織として再就職あっせんをしているということになる、こういう御認識はなかったのか。
○大平委員 結局、繰り返しおっしゃられるわけですけれども、この規制対象外である職員のOBであれば、再就職あっせんを行うことは問題がない、違法ではないという御認識を、事務次官をされていたお二人とも当時考えていた、ここに本当に問題があったと言わざるを得ないというふうに思います。